電動スケートボード 航続距離比較|長距離モデル4選【2026年版】
電動スケートボードの航続距離だけをものさしに4機種をランキング比較。Backfire Nalu・hinniuy 1200W・CZXCRTURT 全地形LCD・EnSkate R3のカタログ値と、体重・坂道・気温で実際の距離が変わる理由を解説します。
目次
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「できるだけ長い距離を走りたい」——電動スケートボード選びで航続距離を最優先するなら、価格や登坂力よりもまず一充電あたりの走行可能距離を軸に比較するのが近道です。この記事では航続距離という単一の指標に絞り、Backfire Nalu/hinniuy オフロード1200W/CZXCRTURT 全地形LCD/EnSkate R3の4機種をカタログ値の長い順にランキングします。
電動スケートボードは日本の公道(歩道を含む)を走行できません。道路運送車両法の保安基準にも、道路交通法の特定小型原動機付自転車の要件にも該当しないためです(警察庁「特定小型原動機付自転車について」2024年12月確認、最終判断は所轄警察署にご確認ください)。航続距離が長いモデルであっても例外ではなく、この記事で紹介するモデルはすべて私有地・専用パーク・施設管理者の許可を得たエリアでの利用を前提にしています。制度の詳細は「電動スケートボードは公道走行できる?私有地限定の基礎知識」で解説しています。
この記事でわかること: 航続距離だけで見た4機種のランキング / カタログ値と実際の走行距離の差 / 用途別に必要な航続距離の目安 / 私有地限定の利用ルール
航続距離ランキング:4機種比較表
以下のランキングで示す航続距離はすべてメーカー公表のカタログ値です。実測値ではありません。体重・路面状況・気温・坂道の有無によって実際の走行距離は変動するため、余裕を持った目安として参照してください。
| 順位 | モデル | 航続距離(カタログ値) | モーター | 価格 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | hinniuy オフロード1200W | 25〜30マイル相当(約40〜48km) | 1200W×2デュアルベルト | ¥133,249 | 並行輸入品・オフロード仕様 |
| 2位 | EnSkate R3 | 最大35km(目安30〜35km) | 450W×2デュアルモーター | ¥72,195 | ロングボードタイプ |
| 3位 | CZXCRTURT 全地形LCD | 8〜30km(バッテリー容量選択制) | 350Wシングルモーター | ¥81,965 | 価格を抑えた選択肢 |
| 4位 | Backfire Nalu | 約20km | 340Wハブモーター | ¥115,200 | 正規品保証付き・街乗り向け |
hinniuy オフロード1200Wは並行輸入モデルです。国内正規代理店を通さないため、故障時のサポート窓口や保証条件が国内正規品と異なります。購入前に販売者の保証範囲を確認してください。またCZXCRTURT 全地形LCDの航続距離はバッテリー容量を選ぶ仕様のため、8〜30kmと幅があります。 購入時に選択する容量によって実際の航続距離が変わる点にご注意ください。
4機種の詳細スペックを見てみる
航続距離トップのhinniuy、ロングボードタイプのEnSkate R3、価格を抑えたCZXCRTURT、正規保証のBackfire Nalu。それぞれの特徴を詳しく解説します。
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。
電動スケートボードの航続距離は何で決まるか
航続距離はおおまかに「バッテリー容量(Wh)÷ 消費電力」で決まります。上記のランキングがなぜこの順位になったかは、次の3点で説明できます。
- バッテリー容量: セル数・容量が大きいほど走行距離は伸びますが、その分バッテリー自体の重量も増えます
- モーター出力・駆動方式: シングルモーターより高出力・デュアルモーターのほうが加速力は高い一方、同じ速度で巡航する場合の効率は機種ごとに差があります
- タイヤ・地形適性: オンロード向けの細いウィールに比べ、オフロード向けの太いタイヤは転がり抵抗が大きく、同じバッテリー容量でも移動可能な距離が短くなりやすい傾向があります
カタログ値と実際の走行距離のギャップ
メーカー公表の距離は、平坦な路面・一定速度・標準体重を想定した測定条件での数値であることが一般的です。実際の走行では次の要因で数値が下振れする傾向があります。
- 体重: 体重が重いほどモーター負荷が増え、走行距離は短くなる傾向があります
- 坂道の有無: 上り坂が多いコースではバッテリー消費が加速し、カタログ値の6〜8割程度になることもあります
- 気温: リチウムイオンバッテリーは低温下で出力できる電力量が一時的に低下する特性が知られており、冬場は移動可能な距離が短くなりがちです
- 路面: 未舗装地・砂利道は舗装路より転がり抵抗が大きく、オフロードモデルであってもカタログ値より短くなることがあります
電動キックボードでも同様の傾向が報告されています。測定条件の違いをより詳しく知りたい方は「電動キックボード 航続距離 実際|カタログ値との差」も参考にしてください。乗り物の種類は異なりますが、カタログ値の読み方という点では共通する考え方です。
1位:hinniuy オフロード1200W — 航続距離を最優先するなら

Hinniuy オフロード電動スケートボード 1200Wベルト駆動モーター 最高速度40km/h 全地形対応ハニカムホイール
1200Wデュアルベルトモーターと8層メイプル+竹材デッキを備えたオフロード電動スケートボード。最高速度40km/hで坂道・砂地・雪道も走破できる並行輸入モデル。
- 1200W×2のベルトドライブモーターで最大40km/h、坂道30%も登坂可能
- 8層メイプルと竹材のデッキで耐荷重200kgの高い耐久性を実現
- オフロードホイールと電子二次ブレーキで一回25〜30マイルの長距離走行に対応
- 人間工学に基づいたワイヤレスリモコンで山道もスムーズに操作できる
Amazon価格
¥133,249
1200W×2のデュアルベルトドライブモーターを搭載し、メーカー公表で一回の充電あたり25〜30マイル(約40〜48km相当)の走行に対応するとされています。今回比較した4機種の中では最も長い航続距離です。8層メイプルと竹材を組み合わせたデッキは耐荷重200kgとこちらも最大で、オフロード向けの太めタイヤを備えています。価格は¥133,249です。
このモデルは並行輸入品です。 国内正規代理店を通さないため、初期不良やパーツ交換時の対応が国内正規品と条件が異なります。購入前に販売者の保証範囲・連絡先・返品条件を確認しておくことをおすすめします。登坂力や耐荷重を含めた総合的な性能比較は「電動スケートボード 高性能比較|航続力で選ぶ3機種」、オフロード適性を重視する場合は「電動スケートボード オフロードおすすめ|1200W比較」も参考にしてください。
2位:EnSkate R3 — デュアルモーターのロングボードタイプ

Enskate 電動スケートボードロングボード、航続距離は35キロに達することができます、7Ah 900Wモータードライブ最高速度は35km / h、ワイヤレスリモコン、3速調整,旅行および通勤輸送ツール 電気スケートボード (R3)
デュアルモーター900W・航続距離最大35kmのロングボードタイプ。EnSkateのミドルクラスモデルで初心者〜中級者向けの一台となっている。
- 450W×2のデュアルモーターを搭載し、登坂性能30%を確保している
- 7000mAhの18650セルを採用しており、航続距離30〜35kmを実現
- 8プライメープルデッキとIP55防水仕様で、オールシーズン使用できる
- 3段階速度切替リモコンで、前進・後退・ブレーキを操作できる、扱いやすさを重視する人にもおすすめできる
Amazon価格
¥72,195
450W×2のデュアルモーターを搭載し、7000mAhの18650セルによってメーカー公表で航続距離30〜35kmを実現しているロングボードタイプです。8プライメープルデッキとIP55防水仕様を備え、登坂性能はメーカー公表で30%とされています。価格は¥72,195で、今回のランキングでは中間的な価格帯に位置します。
初心者〜中級者向けの一台として、街乗りよりやや長めのルートを想定した使い方に向いています。ロングボード特有の安定感を重視する人にも選びやすいモデルです。
3位:CZXCRTURT 全地形LCD — 航続距離の選択肢を広げたいなら

全地形電動ロングボード、4スピードスムーズブレーキアップグレードLCDスクリーンリモート、大人、ティーン向け
350Wシングルモーターで最高速度20〜25km/hに抑えた低速設定の電動ロングボード。LCDリモコンで走行距離を確認できる設計、購入時の比較検討にも役立つモデルとなっている。
- 最高速度20〜25km/hと控えめな出力で、初心者でも安心して扱える
- LCDスクリーンリモコンで、バッテリー残量や速度を表示できる
- 7層メープルデッキで耐荷重約90kg、私有地での練習に十分な強度
- バッテリー容量を選べ、航続距離8〜30kmまで幅広く対応可能
Amazon価格
¥81,965
350Wシングルモーターで最高速度20〜25km/hに抑えた設定の電動ロングボードです。バッテリー容量を選べる仕様になっており、メーカー公表の航続距離は8kmから30kmまで幅があります。LCDスクリーンリモコンでバッテリー残量や速度を確認でき、7層メープルデッキで耐荷重約90kgを確保しています。価格は¥81,965と、上位2機種より抑えられています。
出力を抑えた分、最高速度や登坂力は他の機種に劣りますが、予算に応じて航続距離のグレードを選びたい人には検討しやすいモデルです。最大容量を選択すればEnSkate R3に近い距離まで伸ばせます。
4位:Backfire Nalu — 航続距離より軽さ・保証を優先するなら
Backfire Nalu(バックファイヤー ナル)電動スケートボード 正規品保証付き
Backfireの正規品保証付き電動スケートボード。340Wハブモーター搭載で最高速度25km/h、一充電20kmの街乗り向けプレミアムモデル。
- 340Wハブモーターで最高速度25km/h、坂道もスムーズに走行できる
- 一充電で最大20km走行、通勤・通学の街乗りに十分な航続距離
- CNCアルミ製トラックと80mmウィールで安定感のある乗り心地を実現
- 本体重量5.8kgと軽量で持ち運びやすく、LEDデッキライトも搭載
楽天価格
¥115,200
340Wハブモーターを搭載し、メーカー公表の最高速度は25km/h、一充電で約20kmの走行に対応します。今回比較した4機種の中では最も航続距離が短い数値ですが、本体重量5.8kgと最も軽量で、正規品保証付きであるためサポート面の不安が少ない選択肢です。価格は¥115,200です。
街乗りやキャンパス内での移動距離が20km前後に収まる人、持ち運びやすさや保証を重視する人には、航続距離の短さよりも扱いやすさが上回るケースが多いモデルです。
用途別に見る「実際に必要な航続距離」の目安
ランキング上位を選べば安心というわけではなく、実際に使うシーンで必要な距離を見積もることが大切です。
- 私有地内の短距離移動・練習が中心: 往復10km前後であれば、カタログ値20kmクラスのBackfire Naluでも余裕を持って使えます
- 広い施設・私有地内を周回して長時間走行したい: カタログ値30km以上のEnSkate R3やhinniuyのほうが、坂道や気温による下振れを考慮しても安心です
- 予算を抑えつつ将来的に距離を伸ばしたい: CZXCRTURT 全地形LCDのようにバッテリー容量を選べるモデルであれば、必要に応じて上位グレードを選択できます
坂道が多いコースや冬場の利用が中心の場合は、カタログ値に対して2〜3割程度の余裕を見込んでおくと、走行中にバッテリー切れで立ち往生するリスクを減らせます。
利用は私有地・施設限定です
今回紹介した4機種は最高速度20〜40km/hとパワフルですが、航続距離の長さや出力の大小にかかわらず私有地・専用パーク・施設管理者の許可を得たエリアでの利用に限られます。制度の詳細は「電動スケートボードは公道走行できる?私有地限定の基礎知識」で解説しています(2024年12月確認、法令・運用は変更される可能性があるため最新情報は所轄警察署・運輸支局にご確認ください)。
長距離走行に備えて用意しておきたいもの
移動距離が伸びるほど転倒時のリスクも高まります。走行を始める前に、次の装備を用意してください。
推奨プロテクター
| 項目 | スペック |
|---|---|
| ヘルメット | 頭部保護の必須装備。特定小型原付では着用努力義務があり、電動スケートボードでも同様の考え方で着用を推奨 |
| リストガード | 転倒時に手首を守る。長距離走行で疲労が出てきたタイミングほど重要 |
| 膝・肘プロテクター | 高速走行時の転倒による擦過傷・打撲を軽減 |
バッテリーの安全な取り扱い
いずれのモデルもリチウムイオンバッテリーを搭載しています。航続距離を重視した大容量モデルほどバッテリーの発熱にも注意が必要です。
付属または純正の充電器のみを使用し、充電中はその場を離れないでください。バッテリーが膨張・変形した場合は直ちに使用を中止し、廃棄方法は自治体やメーカーの案内に従ってください。リチウムイオン電池は容量により航空機への持ち込みが制限されます。
バッテリーの安全な扱い方は「電動スケートボードのバッテリー、発火リスクと安全な使い方」でさらに詳しく解説しています。
航続距離で選ぶならこの4機種
航続距離トップのhinniuy、ロングボードタイプのEnSkate R3、価格を抑えたCZXCRTURT、正規保証のBackfire Nalu。用途に合わせて比較してみてください。
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。
まとめ:航続距離だけで選ぶなら
カタログ値の航続距離だけを基準にすると、1位hinniuy オフロード1200W(約40〜48km相当)、2位EnSkate R3(最大35km)、3位CZXCRTURT 全地形LCD(8〜30km)、4位Backfire Nalu(約20km)という順位になります。ただし体重・坂道・気温によって実際の走行距離はカタログ値から下振れするため、必要な距離には2〜3割の余裕を見込んで選ぶことをおすすめします。価格や登坂力も含めて総合的に比較したい場合は「電動スケートボード 高性能比較|航続力で選ぶ3機種」、オフロード適性を重視する場合は「電動スケートボード オフロードおすすめ|1200W比較」も合わせて確認してください。いずれのモデルも、走行できるのは私有地・専用パーク・施設管理者の許可を得たエリアに限られる点を踏まえて選びましょう。